織・技法:筬と糸の太さについて1
おはようございます、のべ3000人の方を教えた実績のある、1対1対応で、あなただけの布作りをサポートする手織り教室・布クリエーターゆさあきこです。
今日は、筬(へドル)目と、糸の太さについて、お話しします。
その前に、まずは道具、筬(おさ)について、です。
去年2017年11月頃から、「織・技法」や「いろんな織り方」というタイトルで、手織りの技術的なことなどなどについて、投稿しています。
筬(おさ)は、リジェット織機では、へドルとも呼ばれています。
日本の手芸メーカーさんは、このへドル、20、30、40、50羽の物を、販売しています。
筬(おさ・へドル)って何??、20?30??、、、って思われるかと思います。
筬(おさ)は、タテ糸の密度を決める物です。
作りたい布の幅に、何本タテ糸が入るか、ということを決める物です。
プラス、布幅を決める物でもあります。(30センチ幅にしたいのに、25センチ幅とかにならないようにする)
そこで、先ほどの数字。
20~50羽。
羽は、”は”、と呼びます。
20羽(にじゅっぱ)、30羽(さんじゅっぱ)、40羽(よんじゅっぱ)、50羽(ごじゅっぱ)と、呼びます。
この20羽とかいうのを、”筬目”といいます。
「筬目は何十羽のものを使えばいいですか?」とかいう風に、使います。
リジェット織機以外の、織機では、この筬目、たくさん(でもないか??)あります。
20羽~50羽あれば、だいたいの糸に対応できるので、リジェット織機では、この範囲の筬を売っているのだと思います。
1cm(または10センチ)に何本タテ糸が入るか、ということを基準にして筬目ができています。
20羽は20本、30羽は30本、40羽は40本、50羽は50本です。(10センチに入る本数)
ってことは、数字が大きい筬ほど、タテいとがたくさん入る=タテ糸の密度が密集している、ということになります。
つまり、細い糸を使って織ることができる、ってことになります。
(次回に続く、、、、)
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この記事へのコメント
コメントありがとうございます。
ご指摘の文章:「1cm(または10センチ)に何本タテ糸が入るか、」と訂正しました。
始め、コメントを読ませていただいて、何がおかしいのかわからなかったです。(^^;
よーく読んで、あぁ、なるほどって気づきました。
”または”という言葉が抜けていたんですね。
分かっていることを文章にすると、抜けてしまうんだなぁ、って思いました。気を付けますね、ありがとうございます。
できれば、こういう文章ですか?ってしていただくと、嬉しいです。それと、ニックネームを書いていただけると、返信するときに、返信しやすいのでお願いします。(^^)
手織り、やっていらっしゃるんですね、どんな作品を織られるのか、拝見してみたいです。(^^)